CTP版の完全無処理化による省資源化
光陽社では、油性印刷、UV印刷ともに、刷版は完全無処理サーマルCTPプレートを採用し、現像液などの薬品をいっさい使わない刷版工程を確立しました。この方式は、露光されたCTP版を直接印刷機にセットし、湿し水とインキのタックを利用して印刷機上で直接現像するというもので、機上現像方式と呼ばれています。現像液やガム液がいっさい不要になることはもとより、廃液もゼロとなることから、環境への負荷を排除しています。飯能プリンティングセンターでは、全てのプレートセッターから自動現像機を取り外しCTP工程の無人化を図っています。